レコード番号 | 178 |
アプリケーション | 共通 | カテゴリ | トラブル |
質問 | 「エラー番号:401 データファイルを開けません」が表示されます。(SELinux 環境の場合) | ||
回答 | 【原因】
・すべてのユーザーで発生する場合: インストールディレクトリ以下のアクセス権の設定に問題がある ・アクセス権の設定が正常に行われている場合: SELinux のセキュリティ管理モジュールの影響により発生している問題 【対処】 ・すべてのユーザーで発生する場合: インストールディレクトリ以下のすべてのサブディレクトリ・ファイルに 対してアクセス権を設定する 例)/usr/local/apache2/cgi-bin/cbmw ※ 上記ディレクトリだけでなく、ディレクトリ以下の“全ての” ファイル・ディレクトリについてもあわせて確認してください。 ○ コマンド操作によるアクセス権の設定変更例: # cd /usr/local/apache2/cgi-bin # chmod -R 777 cbmw を実行する ※ アクセス権の設定の変更は、セキュリティーの低下を招く場合が ございます。詳しくは御社のシステム管理者にご相談ください。 Linux のコマンドについては、参考書などをご覧ください。 <必要なアクセス権> ・permission : Apache の実行ユーザに対し、読み・書き可能 mw.cgi に対して 7xx [ -rwx〜 ] ディレクトリに対して 7xx [ drwx〜 ] ファイルに対して 6xx [ -rw-〜 ] ※ 御社のセキュリティポリシーにあわせ、755 / 705 や 644 / 604 等に設定してください ※ Apache の実行ユーザは httpd.conf をご確認ください ※ CGIWrap を利用している場合は、ディレクトリの所有者を 指定いただく必要がございます ・アクセス権の設定が正常に行われている場合: SELinux のセキュリティ管理モジュールを停止する SELinux のセキュリティ管理モジュールの詳細は、 ディストリビューション等のページをご覧ください。 <参考> □ SELinux を無効にする方法 1. コンソールでサーバーマシンにログインする 2. su - コマンドでスーパーユーザーに変更する 3. 設定ファイルを vi 等で開く 例) vi で開く場合 $ vi /etc/selinux/config(※) (※)ディストリビューションの違いで、設定ファイルが格納されている パスが異なる場合があります。ご注意ください。 4. SELINUX=disabled と書き換える 例) # This file controls the state of SELinux on the system. #SELINUX= can take one of these three values: # enforcing - SELinux security policy is enforced. # permissive - SELinux prints warnings instead of enforcing. # disabled - SELinux is fully disabled. #SELINUX=enforcing SELINUX=disabled # SELINUXTYPE= type of policy in use. Possible values are: # targeted - Only targeted network daemons are protected. # strict - Full SELinux protection. SELINUXTYPE=targeted 5. 上書き保存する 6. サーバーマシンを再起動する |
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参考URL | |||
キーワード |
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